「アラビアの夜の種族」

読んだ。(以下ネタバレ)
アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族 III (角川文庫)アラビアの夜の種族 II (角川文庫)

物語を「書く|読む」というメタ構造を扱った作品は数多くあるけど、

「書いた人より読み手の方が偉い」

と、言い切ったのはスゴイ。つかびっくりした。たいていは書き手の方が強いもんね。
もっともこれは自己完結している小説と語り継がれる伝承物語の差なのかもしれないにゃー。
物語の永遠とは限りなく繰り返される再構築なのかもー。